色んな所でキャンプしたい!旅をしたいけど踏み出せない、キャンプは大変そう、 という人にオススメの「バンライフ(VAN LIFE)」というスタイル。
バンライフは、そもそも車(バンなどの貨物用の車)を家として生活するスタイルのことですが、バンライフスタイルの旅はキャンピングカーに負けない魅力が満載です。
ということで、今回はバンライフスタイルのオススメ要素と、便利グッズをご紹介いたします!
オーストラリアを4,120km旅した経験から
私は、たくさんのキャンプ場を転々としながら、オーストラリアの端っこ4120kmを旅しました。
ちなみに青森の先っちょから鹿児島の先っちょまでで約2000km。その時に泊まったいろんなキャンプ場の話も今度書きますね。
キャンプといえば、キャンプ場や山に行って、テントを張って遊びます。
バンライフはテントが車内に変わる感じなので、2箇所以上のキャンプ地をハシゴする時に、オススメです。
というのも、テントの設置や片付けが不要というのがこのバンライフのメリットです。
車が寝床になることでのメリット
車のトランクを開ければ屋根付きテラス席に早変わり。トランクに腰掛けてご飯を食べるも良し、タープを足してテーブルを出しても良し。
私の場合は、車の横にテーブルと椅子を出してキャンプをしたり、雨が降ってきたらトランクのドアの下に避難してガスコンロで料理、がお気に入りの過ごし方でした。
バンライフ用の車の選び方
車の選び方は、寝れるスペースが十分にあり、荷物がたくさん積める。燃費が良く壊れにくい。
といったところで、これらのキーワードをインターネットで検索したら勝手に「ハイエース」と出てくると思います。
最近は、車中泊の旅をする人が増えてきているので、レンタカーの中にも車中泊出来るように後部座席がベッドになっているのもありますね。
持っていたら便利なもの
テントがいらないこと以外、普通のキャンプと持ち物は一緒ですが、持ってたら便利なものといえば。
プラスで超オススメなのが、
水泳用のセームタオル
絞るだけで何度も吸水してくれるタオル。これあればバスタオルは1枚もいらない!よく水泳選手が持ってる、手ぬぐいくらいのカラフルなタオルです。
肌触りは湿ったナスみたいで微妙ですが、とにかく便利。これで拭くと髪も結構乾きますし、そのまま洗って数時間干しておけば、釘打てるくらいカッチカチに乾燥します。
これだけでも十分満足なグッズなのだけど、このタオル、そもそも濡らして絞って使う物なので、タオルの様に濡れない様に置いておく必要が無いんですね。それが地味に便利。
シャワーの後、ドアを開けてタオルを取る必要もなく、このタオルのお陰で真冬のタスマニアでのシャワー生活も、湯冷めすることなくホカホカで過ごせました。
キャンピングカーを選ばなかった理由
グランピングの様なグッズにこだわった「ザ・キャンプ」ももちろん良いけど、ただただ美味しい空気を吸いながら、写真映えはしないけどやたら美味しい物を食べながらダラダラする、というキャンプも最高です。
缶詰は今、種類も豊富でクオリティもすごい。缶詰は保存も効くのでたくさん持って行ったほうが良し!ご飯を食べ終えたら少しの紙でお皿を拭いて、残りはマジックソープと積んでいる水タンクの水でチョチョっと洗いましょう。
キャンピングカーはもはや家なので、もちろん快適で、荷物もたくさん積めますが、その分準備も片付けも大変。
そして適当な駐車場に停めれない。というのが私がキャンピングカーを選ばなかった理由です(その前にキャンピングカーが高くて無理だったというのは内緒)
日本では、キャンピングカーをどこにでも停めれるかもしれませんが、オーストラリアでは車中泊禁止の駐車場が多く、車中泊をしていると分かると、追い出されます…
さいごに
バンライフのイメージが少しでも湧いたでしょうか?快適さと、外キャンプが良いバランスで楽しめるのがバンライフです。
バンやワンボックスカーを持っている人は、バンライフ仕様に車内を自分でDIYするのもまた楽しいですし、普段も使えてキャンプも気軽に行ける、キャンピングカーと乗用車の2in1って最高!
そして、キャンプ旅をやってみたいけど踏み出せない!という人は、一度レンタカーを借りて勢いに任せてやってみてほしい。寝袋やテントがいらないだけで、グっとキャンプへのハードル下がります。
とにかく勢いが大事です!