キャンプ飯の海鮮食材の中でも、エビが網の上にのっているだけで色あざやかになり、より食欲もわくのでおすすめの食材です。
エビ・海鮮物は、スパイシーな味付けもピッタリとマッチして、暑い野外には最適な料理です。
それでは、エビを使った簡単キャンプ飯を紹介します。
エビとスパイスを合わせた炭火焼き!
ケイジャンシュリンプ
材料(2人前から3人前用)
・エビ 約10尾
・とうもろこし(茹でたもの) 1本
・オリーブオイル 大さじ2
・ライム 1/4個
調味料として、
・パプリカパウダー 小さじ1
・カイエンペッパー 小さじ1/2
・バジル 小さじ1
・オレガノ 小さじ1
・タイム 小さじ1
・ローズマリー 小さじ1
・おろしにんにく 2かけ
・塩 適量
・コショウ 適量
作り方
1:エビを殻のまま背中にナイフで切り込みを入れて、背ワタ綺麗に取り除きましょう。
2:調味料のパプリカパウダー「小さじ1」・カイエンペッパー「小さじ1/2」・バジル「小さじ1」・オレガノ「小さじ1」・タイム「小さじ1」・ローズマリー「小さじ1」・おろしにんにく「2かけ」・塩とコショウ「適量」を全て混ぜ合わせましょう。
とうもろこしは予め茹でたものをお店で購入するか、料理前に茹でておきましょう。
エビと、とうもろこしの水気をしっかりときって、調味料で混ぜ合わせていたものとエビ・とうもろこしを付けてマリネしましょう。
3:エビに火が通りやすいように、串に刺して網に乗せると良いでしょう。(4尾から5尾がおすすめです。)
とうもろこしも1本を4等分にすると、食べやすく・焼きやすいのでカットすると良いでしょう。
火が通ったのを確認できたら、お皿に盛りつけて出来上がりです。
ここで豆知識!
海鮮物を扱うときは、少しでも新鮮な食材を使用したいですよね?なので、ここで「良いエビの見分け方」を簡単に紹介したいと思います。
新鮮なエビの見分け方とは?
ポイントは、「頭」と「尾」を見ること!
エビは、生や冷凍に関わらず鮮度を一番確認しやすい部分は「頭部」にあります。
鮮度がどんどん低下していくと、首の付け根の部分がゆるくなっていき、頭の部分が黒ずんだ色に変わっていきます。
「出血の跡」と言い、血が原因で回りの組織が侵食されています。
また、エビ・タコ・イカなどは血液が赤くないので、人の目で認識するのが難しいとも言われています。
お店で購入する場合には、できるだけ黒ずみの少ないもの・ないものを選ぶのがおすすめです。
有頭エビの場合は、頭が無頭なら尾が黒くないものが新鮮なので選びましょう。
ムキエビの場合は、水分が飛んでいないものを選びましょう。(プリプリとしたものです。)
※エビは、鮮度が落ちてしまうと水分が飛んでしまい、身が痩せるので見分けポイントにもなっています。
殻と身の部分に隙間があいてしまい、一見浮いたようにも感じとれるのでわかりやすいと思います。
避けた方が良いポイントは、殻がへこんでいるものは避けましょう。
また、背ワタの線が黒くなっているものも避けた方が良いでしょう。
次に、エビ(タラ・イカ・貝)の出汁を存分に使ったレシピ!
ダッチオーブン・ブイヤベース
材料(2人前から3人前用)
・有頭エビ 約4尾
・タラ 1切
・イカ 1杯
・ムール貝(あさりやハマグリでも大丈夫です) 約4個
・たまねぎ 1/2個
・セロリ 1/4個
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル 大さじ1
・トマトペースト 大さじ1
・ワイン(白) 約50cc
・水 約500cc
・サフラン 約0.3g
・コンソメ(細粒) 小さじ1
・塩 適量
・コショウ 適量
作り方
1:たまねぎ「1/2個」・セロリ「1/4本」・にんにく「1かけ」をみじん切りにします。
エビは、背ワタを取り出してキッチンペーパーなどの上に置いて、水気をしっかりと切りましょう。
2:ダッチオーブンに、オリーブオイル「大さじ1」を引いて、先ほどみじん切りしたにんにくを先に炒めます。
炒めてにんにくの香りが出てきたら、みじん切りしたセロリ・たまねぎを加えましょう。
※全体に火が通るまで炒めるのがポイントです。
3:エビ「4尾」・タラ「1切」・イカ「1杯」・ムール貝「4個」を入れましょう。(イカは、輪切りにカットしましょう。)
さらに、トマトペースト「大さじ1」・白ワイン「50cc」・水「500cc」・サフラン「0.3g」・細粒のコンソメ「小さじ1」を入れましょう。
全て入れたらフタをして5分程度煮込みましょう。
ムール貝は、口が開いたら取り出すのがポイントです。
4:ムール貝を取り出して、またフラをして10分程度置いて煮込みましょう。
時間がたったら、ダッチオーブンの中にムール貝を戻しましょう。
戻したらフタをして、さらに10分程度置いて煮込んで出来上がりです。
まとめ
エビレシピは殻がついて食べる際に少し苦労しますが、その殻から出る出汁などから美味しさがアップしているのです。
面倒な作業・ひとつの手間が、美味しさへの一歩!また、殻を取った状態で紹介したレシピを試してみるのもいいですね。
この記事を書いたのは「ゆき」