はじめまして!猫毛なネコっ毛と申します。
この度、初めて記事を書かせて頂きます。
最近では、アナログなゲームにとても人気が出て来ています。
少し余談ですが、昔子どもの頃に私の妹が、人生ゲームなどのすごろく系の遊びがとても好きで、友達や誰かが家に遊びに来た時には遊んでいた思い出があります。
最近では、ボードゲームカフェが話題になっていますよね。
一人でも、友達と一緒でも、知らない人同士が集まって、様々なボードゲームを楽しめる場所です!
しかし、ボードゲームを遊んでみたいけど、なかなか気が進まないという方に、私から次のボードゲームをおすすめします。
「カタンの開拓者たち」です。
世界で約3000万個以上が売れた、最もスタンダードで誰でも手を伸ばしやすいボードゲームとなっております。
ボードゲームカフェでも遊んでいる方はきっと多いと思います。
ボードゲームカフェのみならず、家族、友人とのキャンプであいにくの天候のため、テントの中で時間を過ごさないといけない時など、この「カタンの開拓者たち」はうってつけです。
この機会に、ルールを覚えて、ボードゲームカフェでもキャンプでも遊べるようになりませんか!
目次
「カタンの開拓者たち」とは?
このゲームの作者は、ドイツのボードゲームデザイナーであるクラウス・トイバーさんが考案した、ドイツ生まれのゲームです。
「街道」を延ばし、「開拓地」を配置して自分の陣地を広めて行き、ポイントを獲得して競い合う「開拓ゲーム」です。
日本ではこちらから発売されております。
GP Games 公式HP<カタン スタンダード版> http://www.gp-inc.jp/boardgame_catan.html
■数々の受賞歴も!!
・ドイツゲーム賞1位
・金の羽根・模範ルール賞(エッセン)
・米ゲームマガジン・ゲームの殿堂
・1995年 ドイツ年間ゲーム大賞
・1996年 アメリカ・オリジンズ賞
・1999~2000年 日本テーブルゲームグランプリ1位
・2004年 チェコ年間ゲーム大賞
・2005年 ポーランド年間ゲーム大賞
■対象年齢:8才以上から。子供から大人まで楽しめます。
■プレイ人数:通常3~4人。拡張版が有れば、5~6人まで。
■プレイ時間:準備時間に約10分。プレイ自体の時間は60~90分。
遊び方
通常3~4人で遊びます。プレイヤーはボードマップ内で資源を増やし、街道や建築物を建てながらこの島を開拓し、勝利ポイントを得ていきます。ゲームを始める前に事前準備が必要になります。
前準備
カタンのゲーム盤は六角形の地形タイル状になっており、マップの配置を組み替えることで、飽きることなく毎回プレイする度に地形配置を見てプレイヤー達が熱く戦略を巡らせます。
六角形の地形タイルに2~12の数字を割り当て、タイルの上に載せます。
(2個のサイコロの出た目で該当する地形タイルを指定するためです。)
初めて遊ぶ方は、取扱説明書に載っている右図の配置で遊ぶことをお勧めします。
始めにサイコロで順番を決め、4色の中から自分の駒の色を決めます。
駒は
・街道×15個
・開拓地×4個
・都市×4個
があります。
次に、サイコロで買った人から時計回りに各プレイヤーが開拓地と街道を1つずつ、一ヵ所目の配置をしていきます
3つの地形タイルが接する点、もしくは、2つの地形タイルと海が接する点が交差点となります。
今後、自分の領土としてポイントとなる開拓地の駒を配置し、そこから街道の駒を自分の進みたい方向や戦略に沿って延ばして行きます。
全員が一ヵ所目の配置を済ませたら、今度は反時計回りに二ヵ所目の配置を行います
(右図は3人のプレイヤーが開拓地と街道の駒を置いたイメージです。)
勝利条件
勝利条件は、自分の領土を広げ10ポイントを誰よりも先に獲得し、最後に自分のターンで「勝利宣言」を出したプレイヤーが勝利となります。
[各加算ポイント]
・開拓地:1ポイント
・都市:2ポイント
・発展カードのポイント:1ポイント(市場、大聖堂、大学、図書館、議会があります。)
・ボーナスカード「最長交易路」:2ポイント
・ボーナスカード「最大騎士力」:2ポイント
※「街道」はポイントにはなりません。
自分のターンの流れ
ゲーム本番の順番は前準備でサイコロで勝った人から時計回りとなります。
一番目のプレイヤーからサイコロを振り、ターンを行います。
自分のターンで行うことは以下の4つです。
((2)~(3)は可能な限り何度行っても構いません。)
(1)サイコロを振って資源を得る。
(2)交渉や取引で資源を交換。
(3)街道や開拓地、都市を建設。
(4)発展カードを獲得&使用。
一人のプレイヤーのターンがひと通り終了したら、次のプレイヤーにターンが移ります。
(1)サイコロを振って資源を得る
サイコロを振り、出た目の数字に合った地形タイルに隣接した開拓地や都市を持っている全てのプレイヤーが、その地形から資源が得られます。
地形タイルと資源の関係は以下の通りです。
森林・・・木材
丘陵・・・レンガ
畑・・・小麦
牧草地・・・羊
山地・・・鉄鉱石
砂漠・・・何も資源が得られません。
プレイヤーが資源を得るイメージとしては、右図のように、例えばサイコロの目が「10」の場合、赤プレイヤーは開拓地が1つ(=資源1枚)と都市が1つ(=資源2枚)あるので、合計3枚の小麦が得られます。
(10番の土地パネルが「畑」なので、資源は「小麦」となります。)
また、同時に青プレイヤーは開拓地が1つあるので、1枚の小麦が得られます。
※都市の場合は、土地から得られる資源は2倍になります。
(2)交渉や取引で資源を交換
以下の方法で、獲得した資源と欲しい資源とを交換出来ます。
①他プレイヤーとの交渉
このゲームの醍醐味のひとつに、他のプレイヤーとの交渉があります。自分のターンとなった人は交渉が可能なので、必要な資源が有れば積極的に交渉を持ち掛けてみましょう。そうする事で、自然とプレイヤー同士の会話も弾む事でしょう。
②銀行取引
同じ資源を4枚山札に戻せば、好きな資源を1枚得られます。
③港の利用
「3:1港(一般港)」と「2:1港(専門港)」があり、港まで街道や開拓地を広げられれば、有利に資源を得られる様になるので、ここを目指して開拓を進めるのも勝利の鍵となります。
・「3:1港(一般港)」・・・同じ資源3枚を好きな資源1枚と交換できます。
・「2:1港(専門港)」・・・イラストの資源2枚を好きな資源1枚に交換できます。
(このイラスト例では羊です。)
(3)街道や開拓地、都市を建設
資源を獲得出来たら、次は「建設コスト表」より、欲しい街道や建設物を得るために必要な資源があれば、建設することができます。開拓地から都市へとアップグレードさせる事も可能です。
例えば、右図の建設コスト表の通り、木材1枚とレンガ1枚で街道を建設することができます。
・街道を建設する際は、自分の街道、開拓地、都市に接するように置きます。
・開拓地を建設する際は、自分の街道につながっている交差点に配置します。
・開拓地は1勝利ポイント、都市は2勝利ポイントを得られます。
「最長交易路」・・・街道の長さが5本以上になったら、ボーナスカード「最長交易路」(=2勝利ポイント)を受け取ります。ただし、他のプレイヤーがさらに長くすると奪われます。
(4)発展カードを獲得&使用
発展カードを獲得するためには、自分のターンで資源の「小麦」「羊」「鉄鉱石」をそれぞれ1枚ずつと交換が必要です。
ターンの中でいつでも1枚だけ使用することができます。
発展カードは以下の5種類があり、 それぞれ効果が異なります。
- 騎士:好きな土地に盗賊を移動させ、移動先の土地に面して置いてある開拓地や都市のプレイヤーから資源を1枚奪えます。(盗賊については、次の厄介者の盗賊のルールを参照してください。)
- 独占:指定した1種の資源カードを他の全員のプレイヤーから奪えます。
- 発見:山札から好きな資源カードを2枚手札に加えます。
- 街道建設:資源を使用せずに街道を2本建てることができます。(2本つなげても良いですし、1本づつ分けても構いません)
- 1勝利ポイント:勝利ポイントが1点加算されます。(カードの絵柄が異なりますがすべて1点です。)
※騎士カードについて、最初に3枚出したプレイヤーはボーナスカード「最大騎士力」(=2勝利ポイント)を受け取ります。その後は、最も騎士カードを使用したプレイヤーに奪われます。
※厄介者の盗賊のルール
資源を得る上で厄介なのが「盗賊」です。ゲーム開始時、盗賊は砂漠に居ます。盗賊が居座る所からは資源を得る事は出来なくなります。
サイコロで7の目を出したプレイヤーは、盗賊を移動させる事が出来ます。上手く盗賊を移動させる事で、他プレイヤーの資源収集の妨害が出来ます。
他プレイヤーの開拓地のある地形タイルに移動させれば、資源を取得出来なくした上で、さらにに地形タイル上の開拓地所有者1人から資源を選んで、獲得する事も出来ます。
そんな厄介な盗賊を移動させられなければ、資源を取得出来ない状況がその場でいつまでも続く事になります。
しかし、再度誰かがサイコロで7の目を出すか、騎士カードで他の地形タイルへと退ける事が出来ます。
以下が盗賊の駒です。
拡張版もあります!
なお現在、2020年には以下の様な拡張も無料で公式ホームページから PDF ファイルをダウンロードし、プリントアウトしてハサミ等で切り取ってから遊ぶ事が可能となっております。ご興味の有る方は、是非下記 URL よりお試し下さい!
・無料シナリオ『#ステイホーム(We Stay Home)』
http://www.gp-inc.jp/assets/rule/catan_stayhome_JP.pdf
・『2人用ルール』
http://www.gp-inc.jp/assets/rule/catan_2players_JP.pdf
・『リモートプレイ用数字チップ』
http://www.gp-inc.jp/assets/rule/catan_remote.pdf
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「カタンの開拓者たち」は、他のプレイヤーとの交渉が醍醐味の一つとなっています。
自然とプレイヤー同士の会話も弾むことでしょう。
この機会に、おおまかなルールを覚えて、これまで、なかなか一人では気が進まなかったボードゲームカフェで「カタンの開拓者たち」を遊び、他のボードゲームも遊ぶことにより、ボードゲームカフェで友達がきっと出来ることと思います。
また、キャンプにおいてもこのボードゲームを通して、より一層のコミュニケーションが図れることと思います。
カジュアルにのんびりとした時間の中で、開拓の冒険を楽しんでみませんか!
以上
ボードゲーム「カタンの開拓者たち」
をご紹介させていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回ご紹介した「カタンの開拓者たち」は下記からご購入できます。